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「総合的健康美学論 その理論と展開 (第1巻)」 総論編

Ⅳ-5-3-1 抗酸化物質の効果的な摂取のための食生活の改善

 食生活における活性酸素対策用の特別メニューはありません。農薬や化学薬品、食品添加物など、Ⅳ-4の項で述べた活性酸素の発生因子の摂取をできる限り避けることが重要です。次に前項までに解説したスカベンジャーとしての抗酸化物質をバランスよく摂取することが必要です。

 次に総合的な栄養素の摂取バランスをはかることで、多種多様な抗酸化物質を無理なく摂取することができます。総合的な栄養素の摂取バランスをはかるためには、次の3つのポイントが基本となります。

(1) 偏食をなくし、1日30品目以上の食品を組み合わせて摂取すること
(2) 毎日同じ食品を摂取しないようにすること
(3) 「主食・主菜・副菜」などのバランスを考えた摂取をすること

 主食は糖質の供給源、主菜はたんぱく質の供給源、副菜はビタミン・ミネラル・食物繊維などの供給源となります。

 このような点から検討すると、いわゆる日本食(和食)は、穀類や野菜を分に摂取し、卵や肉、魚、海藻などを適度に摂取しています。最近の日本人の脂肪の摂取量は、総エネルギーの約20~25%と、理想的な状態を維持しています。またお茶・みそ・醤油などに含まれるカテキン、イソフラボンなど抗酸化物質の摂取面からみても、優れた食生活様式といえます。改めて日本食の良さを見直す必要があります。

 総合的な栄養素の摂取バランスをめざしながら、抗酸化物質を効果的に摂取するポイントは次の5点がキーワードとなります。

(1) 「抗酸化システムの土台」は、たんぱく質
(2) 活性酸素を抑える脂肪の摂取法
(3) ビタミンは抗酸化システムの大黒柱
(4) 抗酸化力の目安は鮮明で濃い色と酸味・渋味・苦味
(5) 摂取方法とサプリメント

 以上の5項目については、「活性酸素とスカベンジャー」の項でその概要を述べました。
 ここでは食生活・食習慣の見直しや改善の観点から改めて検討してみます。
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